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再生医療用細胞の定温輸送サービス

当社は、日立製作所と共同で携帯型定温輸送容器を開発し、再生医療用培養細胞を遠く離れた病院まで安全・確実にお届けする輸送サービスを提供しています。培養した細胞を遠隔地まで温度変化無く一定温度で輸送するニーズに応えます。

携帯型定温輸送容器の写真 cell cultureロゴ 写真

実証実験における容器内部と外気気温の温度推移グラフ

実証実験における容器内部と外気温度の温度推移グラフ

このようなお客様に最適です

  • 治験薬や試薬などを一定温度で輸送したいお客様。
  • 治験薬や試薬などの輸送の際、容器内温度(℃)、衝撃加速度(G)を測定したいお客様。
  • 培養した細胞を遠隔地まで短時間で輸送したいお客様。
  • 再生医療や培養細胞の研究開発に従事し、これから細胞輸送に関する研究を始める方や、輸送サービスを必要とされる大学や研究機関の研究者の皆様。

サービス内容

細胞輸送サービスは培養した細胞をシャーレ形状のまま、蓄熱容器に挟み込み、輸送容器に密閉して輸送車両等で遠隔地まで、あらかじめ設定した一定温度で安全・確実に細胞を輸送するサービスです。温度は、36℃、28℃、18℃、6℃から選択できます。
下図の赤線枠内が、細胞輸送サービスに該当する範囲です。

サービス内容の写真

定温輸送容器の特徴

  • 真空断熱材による高断熱構造。
  • 蓄熱技術との併用により、携帯型で長時間の恒温保持を実現。
  • 東京女子医科大学の協力を得て、培養細胞の長距離輸送実証実験を実施。容器内の温度を体温帯(37℃付近)で約45時間保持できることを確認。

<輸送容器と、容器内部の温度計測器の写真>

写真 写真
定温輸送容器の構造図 容器内部温度の分布図
定温細胞輸送サービス 資料(PDF:162KB)

<ニュースリリース>

<参考論文:日立と東京女子医科大学の共同研究成果の一つ >

Nozaki T, Yamato M, Inuma T, Nishida K, Okano T.
Transportation of transplantable cell sheets
fabricated with temperature-responsive culture surfaces for regenerative medicine.
J Tissue Eng Regen Med. 2008 Jun;2(4):190-5.

お客様のメリット

  • 培養した細胞に温度変化、衝撃等のダメージを与えることなく、安心して輸送することが出来ます。
  • 輸送中の状態を記録したデータは、細胞を安全に輸送したことの裏付けデータとなり、臨床実験や研究論文にデータを活用することが可能です。
  • 手運びによる航空輸送では、航空会社向けに申請する機内持込み申請も弊社で行いますので、お客様は繁雑な事務手続きを意識することなく利用できます。
  • 航空機による輸送では、気圧変化を受けずに細胞を輸送するための専用容器を準備しています。細胞が入っている個装容器がシャーレの場合、直径35mmと65mmサイズに関しては、専用容器で気圧変化を防止して航空輸送が出来ます。遠隔地まで短時間での輸送が可能です。

サービス提供事例

  • 東京女子医科大学 先端生命医科学研究所で培養した組織細胞を、千葉県成田市にある研究支援施設まで37℃一定温度で4時間かけて車両で輸送し、動物実験に成功しました。(2005年5月)
  • 日立製作所 基礎研究所で培養した細胞組織を、37℃の一定温度に保ったまま、公共交通機関(東海道新幹線など)を使い大阪大学医学部まで5時間かけて輸送し、実験動物への移植手術に成功しました。(2006年4月)
  • バイオベンチャー企業の依頼に基づき、培養した細胞組織を7~8時間かけて遠隔地に輸送し、輸送後の細胞組織の状態検査を行う研究実験を行っています。(2006年4月~2007年3月)
  • 東京女子医科大学 先端生命医科学研究所で培養した組織細胞を、共同研究先の研究機関まで空輸等で輸送する実験を進めています。(2008年度から開始)

お問い合わせ先

技術本部 LE部
Tel:03-5634-0324

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